医療崩壊・・病院勤務の内科医の現状
昨今、産婦人科や小児科の医師不足がとりわけ社会問題になっていますが、
医師不足は産婦人科、小児科に限ってのことではありません。
ご承知のとおり内科医もまた、医師不足に悩む病院、地域が多いのが現状です。
毎日のように続く過酷な勤務状況が医師の体力を奪い、
患者を救おうと必死に戦う医師に対しても無情な医療裁判が後を絶たないという現実が
精神的にも追い詰める。
そのようなさまざまな状況が要因で、まるで逃げ出すように退職する医師が増えているようです。
実際にあった事例を一部紹介しましょう。
・静岡県O総合病院⇒8人いた内科医が2006年には全員退職。
・千葉県K病院⇒11人いた内科医が2006年までに全員退職。
・北海道E病院⇒12人いた常勤の内科医が、半年で全員退職。
・千葉県C病院⇒35人いた常勤の内科医が、13人退職。
この数字だけを見ると、医療の現場に詳しくない一般人は、
医師に対してあまり良くない感情を抱くかも知れません。
しかしながら、このように勤務医の退職者が増え続けている背景には
医師の過労死や過労自殺が増加する過酷な勤務実態があり、
38時間連続勤務を当直明けに行うことも珍しい状態ではないようです。
医師の過酷な勤務の裏付けには、近年、医師の過労死や過労自殺が
増加の一途にあるということも1つあります。
ここで、その医師の過労死、過労自殺の事例を紹介しましょう。
・1992年 茨木の勤務医(29歳)過労自殺
・1997年 千葉の女性勤務医(43歳)過労死
・1998年 大阪の研修医(26歳)過労死
・1999年 東京の医師(44歳)過労自殺
・2000年 神奈川の研修医(30歳)過労自殺
・2001年 沖縄の嘱託医(30歳)過労死
・2003年 北海道の勤務医(31歳)過労死
・2004年 東京離島の歯科医師(51歳)過労死
これだけでも多いように感じますが、
ここに挙げたのはあくまでも労災に認定されたもの、
あるいは労災申請したものに限られているため、
実際はこの数倍に及ぶ数の過労死や過労自殺が存在するのではないかと推測されます。
このような最悪な労働条件からなんとか抜け出すには、
転職を考えるしかないでしょう。
実際、他の病院へ転職する医師も増えています。
世間は不況により過去にない程の就職難ですが、医師の転職は別。
医師不足の病院が多いため、完全に引く手あまたの売り手市場。
「当直なし、土日休み、年収アップ」
なんていう好条件で転職することも難しくないのです。
忙しい医師の代わりに転職活動をし、
応募条件と実際の労働条件が一致しているかどうかまでしっかりと確認してくれる、
そんな転職のプロである転職支援サービス業者に依頼することで、
好条件の転職が実現します。
転職を考えるなら、利用しない手はありません。